ダイバーシティ&インクルージョン

 当社グループは、ダイバーシティ&インクルージョンを推進しています。社員一人ひとりのバックグラウンドの違い、多様性を理解し認めたうえで、お互いを活かし一体感を醸成することにより、成長を促進、変化に対応していくことが重要であると考えています。「女性活躍推進」「ワーク・ライフ・バランス」「コミュニケーションの活性化」「柔軟な働き方」をそれぞれ推進してくことで、多様な考え方や価値観を認め、尊重し合い、それぞれの個性を活かしてその能力を最大限に発揮できる、働き甲斐のある職場の実現に取り組んでいます。

■ダイバーシティへの理解促進

意識啓発

 ダイバーシティへの理解促進を目的に、外部講師による各種セミナーを開催しています。

 また、社内イントラネットでの「ダイバーシティ通信」の配信にて、ダイバーシティに関する取り組み状況やセミナー開催の案内等、積極的に情報発信を行い、社員の意識啓発に取り組んでいます。

セミナー名 内容
管理職向けダイバーシティ基調講演 ダイバーシティ時代に求められるマネジメントの方法
男女脳差をベースにしたダイバーシティコミュニケーションセミナー 男女の脳の違いを理解し、より良いコミュニケーションをとるための方法と具体的なスキル習得
共働き(育児・家事分担)セミナー 育児家事分担に対する意識変革、夫婦間や子供に対するコミュニケーションの方法
アンコンシャスバイアスセミナー 無意識の偏見、無意識の思い込みに気づき、自分のものの見方、考え方の理解
タイムマネジメントセミナー 生産性高く、効率のよい働き方のための時間管理について

■女性活躍推進

女性活躍推進法に基づく行動計画

 当社は女性が活躍できる雇用環境の整備を行うため、次の行動計画を策定しています。

職系転換制度

 働き甲斐のある会社風土の醸成のため、ライフサイクルに合わせた柔軟な働き方を可能とする制度を設け、社員がより働きやすい環境を整えています。

女性活躍推進研修

 女性のキャリア開発につながる研修や女性の部下を持つ男性管理者に対する研修を行い、女性の活躍を推進する取り組みを行っています。

研修名 内容
管理職向け女性総合職マネジメント研修 女性総合職のライフイベント含めた成長支援のためのマネジメント
女性総合職向けキャリアデザイン研修 女性総合職が活き活きとキャリアを描くための支援

■働き方改革、ワーク・ライフ・バランスの推進

 当社では、以下の取り組み・制度を通じて、働き方改革、ワーク・ライフ・バランスの推進を図っています。

柔軟な働き方の推進

 「ワーク・ライフ・バランスの推進」と「業務生産性の向上」のため、場所・時間にとらわれない柔軟な働き方を推進しており、当社では5パターンの弾力的な時差出勤制度、全社員を対象にテレワーク制度を導入しています。在宅勤務のみならず、サテライトオフィスも設けることで、社員が個々人の状況に応じて最適な環境で勤務できるように努めています。

 テレワークの恒常化に伴い、社員にテレワークに関するアンケートを実施し現状と課題の把握につとめ、テレワーク活用の好事例の共有に向け全社員へ発信する等、業務の効率化やコミュニケーションの活性化に努めています。今後もさらに働きやすい環境や柔軟な働き方を推進していきます。

男性社員の育児休業取得の促進

男性社員が育児休業を取得しやすい風土づくりに向け、子供が生まれた社員へ、両立支援制度の概要や利用方法をまとめたリーフレットを配布するとともに、上司や同僚から「手書きのお祝いメッセージカード」を手渡しする等の育児休業取得を促進する取り組みを進めています。当社グループは男性社員の育児参画を応援しています。

育児休業から復職した社員向け研修及び座談会

 仕事と育児を両立しながら活躍するという意識の強化、復職後の働き方、家事や育児に関する知識等について学ぶことを目的に、育児休業から復職した社員を対象とした「育児休業復職者向け研修」を実施しています。また、「少人数制での交流の場」「同じ立場の人との繋がり」を求める声もあり、ワーキングマザー同士の情報交換の場として、座談会も開催しています。研修、座談会ともに、経験豊富な講師を招き、アドバイスを受ける時間を設けるなど社員の不安や悩みの軽減・解消にも努めています。

【2019年9月復職者座談会の様子】
拡大
【2019年9月復職者座談会の様子】

介護セミナー

 介護に関する基礎知識や介護保険制度、介護をするための心構え等について、外部講師による当社グループ社員を対象とした「仕事と介護の両立支援セミナー」を開催し、セミナー後に講師による個別相談会を実施しています。2019年度には全社員向けのセミナーに加え、管理職向けのセミナーも開催しました。介護負担をかかえる社員に対する理解を深め、支え合う職場風土の醸成を目指し、部下から介護に関する相談を受けた際に対応すべきポイントなどケーススタディを交えて外部講師から学ぶ機会を設けています。

【2020年9月管理職向け介護セミナーの様子】
拡大
【2020年9月管理職向け介護セミナーの様子】

仕事×介護両立ハンドブック配布

 介護の基礎知識や、仕事と介護を両立するための方法、介護に直面した際の初動についてわかりやすく解説したハンドブックを作成し社員へ配布しています。

両立支援制度概要一覧

制度・施策 制度概要
出産・育児 産前休務 本人の申請により、予定日の6週間前から実際の出産日まで休業可能
産前休務 出産の翌日~8週間後まで原則として勤務を禁止する
育児休業 原則として生後~満1歳に達するまで休業可能
育児休務 生後~満1歳まで、1日2回原則として各30分、育児のための時間を確保
育児短時間勤務 出生日から小学校第4学年の始期に達するまで、所定労働時間を最短6時間まで短縮可能
子の看護休務 小学校就学の始期に達するまでの子1人につき年5日、子2人以上の場合は年10日まで取得可能
配偶者が出産するとき 配偶者の出産に伴う入退院の付き添い等を行う男性社員が取得できる休暇(3日以内)
介護 介護休業 要介護状態にある家族を介護する場合に、対象家族一人につき原則として通算93日間取得可能
介護短時間勤務 対象家族1人につき原則として通算93日間、所定労働時間を午前9時~午後4時に制限する
介護に係る特別休暇 介護休業とは別に、介護等の為に取得できる。1人につき年5日、対象家族が2人以上の場合は、年10日

両立支援制度取得者数一覧

2016年度 2017年度 2018年度 2019年度
産育休(育児休業延長を含む) 13名 18名 21名 21名
子の看護休暇 16名 27名 32名 25名
介護休業 0名 0名 0名 0名
介護休暇 3名 6名 13名 12名

プラチナくるみんの認定

 当社は次世代を担う子供の育成支援に積極的に取り組んでおり、「次世代育成支援対策推進法」に基づき、「子育てサポート」についてより高い水準で取り組んでいる企業として、2020年12月16日付で厚生労働大臣認定の「プラチナくるみん」認定を取得いたしました。

 当社はこれからも全ての社員の子育てと仕事の両立支援に積極的に取り組み、「活力に満ち、働き甲斐のある会社風土の醸成」に努めていきます。

社員とともに

■コミュニケーション活性化に向けた取り組み

社内教育機関「虎子屋」設立…知見伝承、女性活躍推進、シニア活躍

当社グループがこれまでの歴史の中で培ってきた知見・ノウハウの伝承、世代間を越えた社員のコミュニケーションの場の提供という観点から、2017年10月に社内教育機関として「虎子屋*」を立ち上げ、経験豊富なベテラン社員が講師となり、座学ではなく受講者参加型の講義とすることで、職場、職系、年代を越えたコミュニケーションを図っています。
(*「虎子屋」は本社所在地の虎ノ門と寺子屋をかけており、社員による投票形式で命名しました。)

 

 2019年度は営業経験豊富なベテラン社員の講師から物にかかわる知見と商流について学ぶ「モノ価値」、2020年度は子育て経験のある女性社員3名から自身の経験をもとに会社での働き方や仕事と育児の両立のノウハウを学ぶ「子育て中の働き方」等、テーマもバラエティに富んだ内容で展開しました。

2020年2月<br/>関西虎子屋の様子
拡大
2020年2月
関西虎子屋の様子
2020年12月<br/>虎子屋の様子
拡大
2020年12月
虎子屋の様子

■社員の健康管理について

基本的な考え方

 当社は社員が健康で安全に働ける職場環境を整えることが、社員の活力向上や生産性の向上などの組織の活性化につながるものと考えております。

 この考えのもと、労働安全衛生法に基づく「衛生委員会」を毎月1回開催し、社員の安全衛生と健康の保持促進を図るとともに、職場環境の向上や社員の健康維持・改善に努めています。

社員の健康・安全

 社員に対し年に1回、健康診断を実施しています。また海外駐在員およびその帯同家族については、駐在先毎に必要な予防接種を行い、駐在先の衛生状態や医療水準に応じて駐在先または日本で、年に1回から2回の健康診断を実施しています。また社員のゆとりや豊かさを実現し、快適で安全な働きやすい環境の確保のため心の健康が重要であることから、心の健康づくりに取り組むことを基本方針として年に1度ストレスチェックを行っています。

 またコロナ禍を踏まえ、オフィスの机上にアクリル板を設置、エレベータの5名定員の運用、本社ビル1階エントランスへの体温計測機能付顔認証装置の設置やお客様へのマスク着用徹底及び検温等、社員の感染防止・健康・安全確保を第一とした対策を行っています。

有給休暇取得促進と長時間労働の抑制について

 「ワーク・ライフ・バランス、社員の豊かな時間の創出」を目的として、2017年度より「有給休暇取得キャンペーン」を実施し、全社員平均で有給休暇取得率70%を達成することを目指しています。2018年度の有給休暇取得目標を達成したことに伴い、2019年10月には社員の豊かな時間の創出を更に発展させ、アニバーサリー休暇制度(特別休暇)を制定しました。

 また毎週水曜日を「ノー残業デー」と設定し、7月と8月は毎週水曜日の「ノー残業デー」と併せて、部室店毎に、業務繁忙・繁閑等を勘案し、毎月2日間「夏期ノー残業デー」を設定しています。

障がい者雇用について

 当社では障がい者雇用を行っています。障がいの内容や本人の職務希望を考慮したうえで、入社後の配属先や担当業務を決定しています。障がい者の社会進出の機会を創出する社会的意義に鑑み、今後も継続して採用を行っていきます。