当社では、「ヒト」即ち社員一人ひとりが当社の成長を支える根幹であるという認識のもと、社員が持つ可能性を広げ、最大限に成長・活躍できる環境を整えていくことが重要であると考えています。
チャレンジ精神と多様性に重点を置いた「人物本位の採用」をはじめ、社員の自律的な成長のため、「体系化された教育研修制度」「戦略的な人員配置」「公平公正な評価制度と処遇」等の施策を通じて、広く社会に貢献できるプロフェッショナル人材の育成を目指しています。
公平・公正な採用選考を基本方針とし、“柔軟な発想をもち、チャレンジ精神が旺盛な人材”を新卒として採用しています。女性の構成比率は4割以上で推移しており、女性が長く活躍できる制度・環境を整備しています。
グローバル化や拡大するビジネスフィールドに対応すべく、チャレンジ精神を持ち、各分野で高い専門性を有する多様な人材の採用を強化しています。
社員一人ひとりがキャリアのステップ毎に自身が習得すべき知識やスキル等を把握し、自ら目標を持って業務や自己啓発に励み、必要な研修を体系立てて受講することができるよう、その指標となる「キャリアプラン」を作成しています。
キャリアプランでは、入社から2年目までの『学び』フェーズ、3~4年目までの『活躍』フェーズ、5年目からの『飛躍』フェーズと分類し、そのフェーズ毎に到達レベル、経験、知識/スキル、受講研修を明文化して段階を踏んで成長できるよう設計しています。また、次のステップを目指す社員にとって受講意義の高い営業関連スキル向上や生産性向上等のテーマについては研修を拡充し、社員の育成に努めています。
「海外人材の公募」制度を設け、海外で活躍できる人材の育成・強化を進めています。
応募者には6ヵ月間の実戦的な語学研修のほか、海外拠点へのトレーニー派遣、グローバル関連部署への異動を実施し、海外人材の強化・育成を図っています。
「計画性を持った経営層の育成」「透明性のある役員選出による持続的成長」等の観点から、後継者育成計画(サクセッションプラン)を作成しています。具体的には、次世代経営者候補を見える化し、長い時間軸で計画的に育成するべく、後継者育成プログラムとして、企業内大学「みずほリースユニバーシティ」を2020年度に創設し、運用しています。
目指すべき事業ポートフォリオを踏まえ、セグメント・部門毎に必要な人員数や個々人の能力・適性を勘案して戦略的な人員配置を進めています。
社内の人材に関する情報を一元的に集約・分析できる体制の構築を進めることで、より戦略的な人員配置や社員育成、次世代経営人材の選出を目指してまいります。
一般社員から管理職まで各職系・職階ごとに期待する役割を、業務要件や成果責任の例示と併せて定義し、共通した評価マトリクスを用いて、個人の業務能力と組織的な能力を様々な視点で客観的かつ適切に評価する体制を整え、運用しています。働き方やビジネスの多様化にあわせ、能力と活力のある社員が適切に評価される仕組みづくりに努めています。