指標および目標

 脱炭素や気候変動、エネルギー問題は、世界的な最重要課題であり、当社グループにおいても、自社のCO2排出量削減に向けた目標を掲げて取り組むだけでなく、社会全体のCO2排出抑制に貢献していく方針です。具体的には、再生可能エネルギーによる発電の推進や、資源・エネルギーの有効活用、製品のリユース・リサイクル等を通じた循環型経済の実現を目指しており、こうした取り組みを推進するため、下記の指標および目標を設定しております

<中期経営計画2028>

指標

目標

脱炭素社会実現

SCOPE1,2 CO2排出量削減*

カーボンニュートラル(2030年度)

循環型経済実現

リユース・リサイクル率

98%以上維持(2026-2028年度平均)

*単体+国内連結子会社9社

CO2排出量実績値(SCOPE1, 2)※1

2016年度

2017年度

2018年度

2019年度

2020年度

2021年度

2022年度

2023年度

2024年度

2025年度

SCOPE1

155

152

146

144

89

86

84

74

63

48

SCOPE2

631

578

532

463

440

439

141

101

107

79

合計 (t-CO2)

786

730

679

607

529

525

225

175

170

127

◆   SCOPE1: 燃料(石油・軽油)を燃焼させ直接排出するCO2
◆   SCOPE2: 電力使用により間接的に排出するCO2

CO2排出量実績値(SCOPE3) ※1

 リース会社は膨大な資産を所有・管理していますが、ほとんどの取引において、リース資産はユーザーが選定し専属使用することから、排出量の算定が難しく、また、排出量が少ないリース資産を選定することや、リース資産の使用に伴う 排出量をコントロールすることができません。リース資産の取引規模が増減することにより、CO?排出量が増減するという特性もあります。このような特性はあるものの、当社はリース資産の所有者として、自社の影響が及ぶ範囲で排出量削減を支援する立場にあります。

 排出量の多寡や削減コントロールなどを総合判断し、カテゴリ11、13において輸送用機器分野(自動車、航空機)を対象に排出量を算定しております。

カテゴリ

2023年度

2024年度

2025年度

1

購入した製品・サービス

72,105

106,044

106,877

2

資本財

2,310

5,892

7,115

3

Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー関連活動

72

71

69

5

事業から出る廃棄物

10

12

9

6

出張

167

169

174

7

雇用者の通勤

309

315

320

11

販売した製品の使用

65,908

92,396

76,584

12

販売した製品の廃棄

13

11

7

13

リース資産(下流)

770,237

765,430

694,945

15

投資

20,270

24,348

ー※2

合計(t-CO2)

931,401

994,688

ー※2

※1 当社単体+国内連結子会社7社。但し、SCOPE3については一部、国外連結子会社を含む

※2 未確定のため、確定後HPにて正式開示予定

プラスチック資源循環促進法の目標設定および実績

 2022年4月1日施行のプラスチック資源循環促進法に基づき、目標及び2025年度のリース終了物件のプラスチック使用製品の廃棄物等の排出量及び再資源化率を公表しました。

目標

25年度実績

リース終了物件の再資源化率

2022年度を開始年度とする5年間のサーマル込み再資源化率平均92%以上

リース終了物件のプラスチック使用製品の廃棄物等の排出量:184t

リース終了物件の再資源化率(サーマル込み):93.1%

サーキュラーパートナーズ(CPs)への目標設定

 CPsは経済産業省が2023年3月に策定した「成長志向型の資源自律経済戦略」に基づき、サーキュラーエコノミーの実現を目指して産官学の連携を促進するために設立された組織です。

 当社は2023年9月より参画。参加要件であるサーキュラーエコノミーに関する定量的な目標及び当該目標の達成のための具体的な取組について公表しました。

No

目標

2027年度

目標数値

2025年度

実績

2025年度

取り組み

1

サーキュラーエコノミーへの移行、市場発展に資する取り組み

5件

(累計)

5件

(累計)

サーキュラーエコノミー事業関連企業の設立、協業先との戦略的パートナーシップの確立

2

サーキュラーエコノミー関連ビジネスの取扱高

100億円

197億円

レンタル事業を中心とした取り組み額の大幅な拡大と多面的なサーキュラーエコノミーの推進

3

ケミカル・マテリアル資源循環率

85%以上

85.5%

主要なパートナーとの連携を継続

4

物件返還実務に携わる社員の「ITAD取扱者検定」資格取得率

100%

100%

物件返還に携わる社員に対して資格取得を推奨し、順次資格取得を推進

生物多様性への取組

当社は、環境省が主導する「生物多様性のための30by30(サーティ・バイ・サーティ)アライアンス」に参画しました。
 30by30は、2030年までに生物多様性の損失を食い止め回復させる、いわゆる「ネイチャーポジティブ」というゴールに向け、2030年までに陸と海の30%以上を健全な生態系として効果的に保全しようとする目標です。
 当社は、あらゆるステークホルダーとのビジネスの共創により、OECM※の認定拡大支援や、その保全活動への積極的な関与を通じてネイチャーポジティブに関する取り組みを強化し、30by30の達成に貢献できるよう努めていきます。

(※) OECM(Other Effective area-based Conservation Measures):民間等の取り組みにより生物多様性保全に貢献している里地里山や企業林など、保護地域以外の土地・地域のこと。