気候変動や資源・エネルギー問題への対応は世界的な最重要課題のひとつです。みずほリースとしても環境・エネルギー分野を推進することでサステナブルな社会の実現に貢献していきたいと考えています。みずほリースの環境エネルギー分野におけるメインの取り組みは2つ。そのひとつが再生エネルギー発電事業の運営・投資、もうひとつが電気や空調等の省エネ設備、省エネ機材のリースです。現在、より注力しているのは再生エネルギー発電事業の運営・投資分野です。太陽光発電を始めとする再生エネルギーによる発電は日本でも数少ない成長分野であり、社会的意義の高いビジネスとして総力を上げて取り組んでいます。
金融業界の中においてリース会社というのは比較的自由度の高いプレーヤーであること、またみずほグループの顧客基盤を最大限活用できること、これらは再生エネルギー発電事業を推進するためのアドバンテージであると私たちは考えています。しかし発電事業は私たちだけでできるビジネスではありません。いろいろな方々とパートナーシップを組み、Collaborate(力を合わせて共に働く)しながら進めていくことが大切です。その中でノウハウや経験を蓄積し、太陽光、水力、風力、バイオマスなどさまざまな再エネ電源の事業運営・投資を拡大していきます。
サステナビリティ、SDGsへの意識の高まりとともに、再生エネルギー由来の電気を使いたい、買いたいというお客様の声、ニーズも日に日に高まりを見せています。私たちはそうしたニーズに対して、みずほリース自身で運営した再生エネルギー発電所とお客様を直接つなげていくということに注力していきます。さらに再生エネルギー発電事業に携わるパートナー企業へのファイナンスにも今まで以上に取り組んでいきます。国内外を問わず、再生エネルギーの拡大、再生エネルギーに関わる新技術の発展に寄与すべく、環境・エネルギー分野への取り組みを加速してまいります。