世界初の4wayハイブリッド手術室へのメンテナンスリースの取り組み

当社は、社会医療法人財団石心会さまが運営する埼玉石心会病院が低侵襲脳神経センターにて導入した世界初※1の4wayハイブリッド手術室(以下「ニューロカルテット手術室※2」)の設備について、シーメンスヘルスケア株式会社さまと共同でメンテナンスリースを実行いたしました。

埼玉石心会病院は病床数450床を有し、狭山、入間、所沢、飯能、日高の5市からなる埼玉県西部医療圏の中核病院として地域医療を支えております。ニューロカルテット手術室は、埼玉石心会病院とシーメンスヘルスケアさまが共同で開発したもので、従来の外科手術機器に加え、血管撮影装置、コンピュータ断層撮影装置(CT)、磁気共鳴画像診断装置(MRI)を配置することで、開頭手術だけでなく、血管内治療や神経内視鏡治療、これらを組み合わせた治療など、高精度で低侵襲な治療を迅速に行うことができます。当社はこれらの血管撮影装置、CT、MRIについてメンテナンスリースを提供しております。

 

医療分野は高齢化社会の進行等社会構造の変化に伴い、ますますその重要性を増しております。当社グループは、第5次中期経営計画(2017~2019年度)において医療・ヘルスケア分野を注力分野と位置付けており、シーメンスヘルスケアさまとの協業を始めとした有力パートナーとの連携やこれまでに培ったビジネスノウハウを活用することで、更なる社会貢献と企業価値の向上に努めてまいります。

 

※1 シーメンスヘルスケアの市場調査による。

※2 国内最多クラスとなる4種類の治療診断機器が連携しながら脳神経手術を行えるため、“ニューロ”(脳神経)  “カルテット”(四重奏)と呼称。

ニューロカルテット手術室の様子 - 左:血管撮影装置、中央奥:MRI、右:CT

血管撮影装置

CT

MRI